こんにちは、
大阪・堺にあります「みずなす工房」の柴田です。
3月から水なす漬の販売が始まり、店頭のお客様や電話でご注文いただいたり少しずつ忙しくなってきました(^^)
また忙しい夏が来るんだなぁ、、と嬉しいような怖いような(笑)
さて、今日はなにわ伝統野菜の一つ「高山まな」についてお話させていただきます。
「なにわ伝統野菜」とは、、大阪は 江戸時代「天下の台所」と呼ばれたように、古くから食文化が栄え、その食文化を支える大阪独特の野菜が多数ありました。しかし、戦後、農産物の生産性を上げるための品種改良や農地の宅地化、食生活の洋風化が進み、地域独特の歴史や伝統を有する品種が次々に店頭から消えていきました。近年、こうした伝統ある野菜を見直そうという機運が高まり昔ながらの野菜を再び味わってもらえるよう、大阪府では関係機関と協力し、各地域の農業者が守ってきた「なにわの伝統野菜」の発掘と復活に取り組んできました。
当店もその大阪府の活動と一緒になって、農家さんの協力のもと、「なにわ伝統野菜」の復活に取り組んでおります。
<「なにわの伝統野菜」の基準>
(1) 概ね100年前から大阪府内で栽培されてきた野菜
(2) 苗、種子等の来歴が明らかで、大阪独自の品目、品種であり、栽培に供する苗、種子等の確保が可能な野菜
(3) 府内で生産されている野菜
なにわ伝統野菜は現在17種、その中の「高山まな」とは?
豊能町高山地区で江戸時代から栽培されているアブラナ科のつけな類。全長が20から30センチメートル で、茎の部分が柔らかく甘みがあり、花の部分はほろ苦い味が特徴です。
収穫に行ってきました。
漬物に加工して、地元の生協さんで販売予定です(^^)
水なす漬につづいて、なにわ伝統野菜゛高山まな”も大阪の新しい名物になればいいですね!
みずなす工房 柴田